公益財団法人 スズキ教育文化財団

令和2年度 奨学生認定証授与式を開催

2020.08.19

8月19日に令和2年度の奨学生認定証授与式を開催いたしました。今年度は、新たに高校生43名、大学生5名を奨学生として認定し、すでに奨学生となっている皆さんと合わせて109名の方々をサポートすることになります。

例年は、新規奨学生の他、ご引率の先生、既奨学生、卒業奨学生など総勢120名ほどの皆様をお呼びして授与式・懇親会を開催しています。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、出席者を静岡県西部地区在住の新規奨学生の方に限定し、授与式のみの開催といたしました。検温やアルコール消毒等にご協力いただき、高校奨学生9名、大学奨学生2名の方に参加していただきました。

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授与式では、名倉選考委員長が新規奨学生全員の名前を読み上げ、鈴木理事長より、高校奨学生、大学奨学生それぞれの代表者1名に認定証が手渡されました。img_193.jpg

続いて高校奨学生代表者からは、「奨学生に選んでいただいたことを誇りに思います。一度しかない高校生活、部活動・学校行事、どれも妥協することなく全力で頑張り、楽しみたいと思います。」また、大学奨学生代表者からは「コロナウイルス流行の影響でそれぞれが苦境にたたされていると思いますが、その中でも状況に負けることなく、奨学生の皆様と一緒にそれぞれが定めた夢や目標に向かって精一杯努力していきたいと思います。」と、力強い抱負が述べられました。img_192.jpg

鈴木理事長の「奨学生におくる言葉」では、遠州地方の気質を表す『やらまいか(まずやってみよう!)』という言葉をもちいて、「折しもコロナウイルスの感染拡大によって全世界でこれまでの常識が大きく変化しつつあります。このような時代だからこそ既存の枠組みとらわれず、『まずやってみよう』という進取の気性を発揮できるように努力を続けて下さい。」と激励しました。

授与式終了後は、「スズキ歴史館」を見学し、スズキの歴史や自動車に関する展示を楽しんでいただきました。