活動報告 report
- 公益財団法人 スズキ教育文化財団
- 活動報告
2024.07.13
7月13日に令和6年度の奨学生認定証授与式と懇親会を開催いたしました。
今年度は、新たに高校生40名、大学生7名を奨学生として認定し、すでに奨学生となっている皆さんと合わせて132名の方々をサポートすることになります。
当日は、ご来賓の静岡県教育委員会・教育部参事の中山雄二様、富士市教育委員会・教育長の森田 嘉幸様をはじめ、新規奨学生の皆さん、ご引率の先生、既奨学生、卒業した奨学生など、総勢138名という大変多くの皆様にご参加いただきました。
授与式では、当財団の森田選考委員長が新規奨学生全員の名前を読み上げ、全員が舞台前に並びました。その後、鈴木理事長より、参加した新規奨学生全員に認定証が手渡されました。
鈴木理事長は、遠州地方に伝わる言葉「やらまいか」の精神を忘れず自分の道を切り開いていってほしいと、マラソンの高橋尚子さんの高地トレーニング採用時のエピソードを交え、「これまでの常識にとらわれず、まずはやってみようというチャレンジ精神をもって失敗を恐れず挑戦していってください」と激励しました。
続いて、ご来賓の教育部参事の中山様から、「なぜ、どうしてという疑問や好奇心にに基づいて自ら課題を発見し、仲間と一緒に協働しながら、解決に導いていく力を身に着け、未来に羽ばたいてもらいたい」。富士市教育長の森田様からは「自己を高め、さまざまなことにチャレンジし、持続可能な社会を担う人として成長し、地域や社会に貢献することを期待している。」等、これからの励みとなる力強いお言葉をいただきました。
授与式後は、懇親会が行われ、数年ぶりにおしゃべりしながら食事を楽しむことができました。
会の中では、新しく奨学生となった皆さんが一人ひとりステージに上がり、いま頑張っていることや今後の目標、奨学生としての決意などをお話してくれました。
また、卒業生や大学奨学生の先輩たちも、自分の経験を交えながら後輩奨学生へ温かいメッセージを贈りました。夢を追いかけ、大学や社会で活躍している先輩たちの姿は、新奨学生にとっても大きな励みとなったことでしょう。
皆さんのお話や紹介の他にも、テーブル対抗のクイズ大会や抽選会などもあり、楽しく交流のひとときを過ごしました。
限られた時間の中で全員の方にお話ししていただくことができず残念でしたが、多くの奨学生仲間や先輩方の話を聞く中で、それぞれが良い刺激を受け、改めて頑張ろうと思えたのではないでしょうか。
来年も皆さんと笑顔でお会いできることを楽しみにしています。