- 公益財団法人 スズキ教育文化財団
- 奨学生からの手紙
- 高校3年生から
奨学生からの手紙Letter from scholars
奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。
奨学生の皆さんから届いたお便りを紹介します。(個人的な部分は割愛させていただきました)
スズキ教育文化財団の事務局では、奨学生のみなさん、保護者、先生方からのご意見ご投稿をお待ちしております。
ご意見ご投稿はこちらのメールからお送りください。
高校生活も残すところ1年となりました。4月に行われた定期演奏会で部活動も終わり、私は初めて塾に通い始めました。クラスメイトも徐々に部活動を引退し、クラス全体の雰囲気が、「受験生らしく」なってきたことを感じ、焦ると同時に気が引き締まる毎日です。
一方で、最後の文化祭が近づいています。メリハリをつけ、学校行事にも全力で取り組み、充実した1年間にしたいと思います。
昨年までは国立大学を志望していましたが、大学で自分が学びたいこと、今の自分の強み弱みを鑑み、悩んだ末志望校を私立大学に切り替えました。まだまだ雲の上の憧れの学校でしかありませんが、自分の納得する道に進めるよう、1日1日を有意義に過ごしていきたいと思っています。
進路について考えていると、自分はとてもちっぽけなものに感じられます。受験生としての1年は、辛く苦しいこともあるかもしれませんが、支援してくださる方々への感謝を忘れず、前向きに頑張っていきます。
私は現在、生徒会活動で文化祭の準備に追われています。コロナ禍の中、どうやって楽しんでもらえるのかを考え、計画してきました。自分はメイン企画である舞台の企画責任者も任され、後輩たちとたくさんの仕事をしています。残念ながらいつもより規模を縮小した文化祭になりますが、生徒全員に楽しんでもらえる文化祭にできるよう、頑張りたいです。生徒会の最後の仕事として、絶対に成功させます。また、一学期は成績もかなり大切になります。気を抜かず、勉学に励みたいです。
高校3年生になり、大学受験に向け勉強を頑張っています。私は英語が苦手なので、最近は特に英語の勉強に力を入れています。また、昨年はコロナの影響でなくなった文化祭が、今年は開催される予定です。そこでのステージが、最後の部活動になります。今までの練習やステージでの経験、仲間と過ごした時間の全てをぶつけ、最高のものにしたいと思います。そして、そこで得た達成感を、その後の受験勉強を乗り越えるための糧としたいです。春に笑えるよう、何事にも精一杯頑張ります。
高校3年生になり、受験生として今年1年は、人生で一番勉強をする年になると思います。辛いですが、自分のために、来年4月に笑って大学生になれるよう、頑張りたいです。また今年は、最後の文化祭、球技大会、体育大会もあります。楽しい思い出をたくさん作り、充実した生活を送りたいです。最近はまた、新型コロナウィルスの流行が拡大してきたように感じます。ワクチン接種が始まったものの、まだまだ自分達には順番がまわってこないので不安です。だんだん今の生活に慣れてきたものの、やはり元の生活が恋しいです。一日でも早く元の生活に戻れるよう、願うばかりです。
高校3年生になり、最後の大会に向け、部活を頑張っています。受験生でもあるので、部活動も勉強も、全力で頑張っていきます。
最近は、高校最後の文化祭に向けて、準備をしています。文化祭が終わると、受験勉強が本格的に始まるので、目標に向かって悔いのない高校生活を送りたいと思います。
三年生になり、今まで以上に受験への意識が高まりました。自分が今何をするべきかわからなくなって、優先順位に迷うこともありますが、部活と勉強の両立を目指し、後悔のないように努力を続けていきます。部活動では、6月の大会に向けて頑張っています。部活の時間だけでなく、自主トレーニングをしたり、メニューを作ったりし、より良い結果が出せるようにしてきました。県大会出場という目標を掲げて、残りの約1か月間、惜しまず努力を続けていきます。勉強面では、すき間時間を見つけて、英単語の勉強をしたり、復習を主にした勉強をしています。大学に行って学びたい分野が少しずつ決まってきたので、合格できるように頑張ります。
私は先日無事に3年生となりました。部活動では、最後のバスケットボール競技西部地区予選大会に向けて、全力で取り組んでいます。チームのみんなで得点につなげるにはどうしたらよいかを考えて練習しています。チームの仲間から学ぶことがあり、少しずつ頑張っています。これからも、勉学・スポーツともに一所懸命やっていきます。
昨年九州方面へ修学旅行に行きました。1日目、2016年の地震で被害を受けた熊本城を見学しました。城攻めが簡単にできないよう工夫された石垣の修復は難易度が高く、全体の修復が完了するには、多くの時間がかかるとのことでした。改めて熊本城の被害の大きさを感じ、近隣の復旧も完全でないことも知りました。2日目は阿蘇山、3日目は霧島・桜島を見学しました。九州の地理・地質の特徴を学びました。桜島では、噴火しているところを見ることができ、貴重な体験をさせていただきました。4日目は屋久島にて、大自然の中をフィールドワークしました。多くの人が住んでいながら、優れた自然が残されています。私は白谷雲水峡コースで太鼓岩へ行きました。太鼓岩からの景色はとてもきれいで、地元の方々がどれだけ自然保護に取り組んでいるのかを感じることができました。今回の修学旅行では、見て触れて、普段できないような経験を通し、多くのことを学ばせていただくとても良い機会となりました。今回の経験を、将来につなげられたら良いなと思います。
今年はいよいよ3年生となり、学年の雰囲気が受験に向けて少しずつ引き締まっていくのを感じます。そして、2年半活動していた新聞部の活動も、6月の文化祭特集号の発行でおしまいとなります。新入生部員が、私たちの予想よりも多く入部してくれたので、安心して引退することができます。今後の新聞部の活動に期待しています。これから受験に向けて、今までにないような大変な一年になると思いますが、友達と支え合い、志望校合格に向けて頑張ります。